音彩

~ 音の彩り ~

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西村 朗 の作品


現代音楽の室内楽を聴いてきました。(東京文化会館)
(職業柄チケットをいただくことが多いのです。)
5名の作曲家(うち3名日本の作曲家)の作品でした。
現代音楽はあまり聴き心地が良くない場合が多く、
更に今日は、色々嫌な考え事を思い出し、
途中胸が苦しくなってしまいましたはうー

しかし、一番最後の西村朗(N響アワー司会者)の作品は違いました。
彼のピアノ曲は何度か聴いたことがあり好きだったのですが。
今日の作品は
「ピアノと室内オーケストラのための<ヴィシュヌの臍>」でした。
西村明と指揮者のトークの際、「この作品は生まれる前の卵であり、
これから生まれるもの。妊娠の臨月の時期の赤ちゃんの様子。」と言っていて、
??・・・さすが作曲家の考えてることは、イっちゃってるなぁと思っていて、
実際演奏が始まると、これから複雑な絡み合いやドロドロした世の中に
生まれてこようとしている命の様子がイメージできました。
(私の勝手な想像で、西村朗は違うことを訴えたいのかもしれませんが汗

彼の作品には、壮大な宇宙を思わせる作品が多いです。
私たちは宇宙の中の生命体の一部なんだと実感がわき、
どこかもの悲しい中に、大きなものに包み込まれる安心感を感じ
独特な、自然の大きな世界に引き込まれました。
アンコールの「星の鏡」も今の私の心に思い切り入ってきて泣けました。

以前、西村朗のピアノ曲をちょこっとやろうとして、
あまりの難しさにあっさりと挫折しましたが、今日の作品を聴いて、
彼の深い世界をもっともっと知りたくなりました。
西村先生にレッスンしてもらう(そうとう怖いとの噂)のを夢みて、
いつか再チャレンジしようかな音符

| 2011,07,01, Friday10:54 PM/大島彩子 | その他 |
| comments (2) | trackback (0) |

コメント

| Lucky | EMAIL | URL | 2011/07/03 08:57 PM | 2H1zAi8. |

現代音楽は過去に、武満さんと黛さんの作品くらいしか聴きに行ったことがないのですが、やはり重苦しい雰囲気と、自分にとってはとても難解で、正直な気持ち心地よいものではない印象がありました。現代音楽の作曲家はたぶん音楽家である以上に哲学者なんだろうなって思います。高度成長バブルの時代、浮かれている人々に警鐘を鳴らしたり、自然や環境を大切にするようなメッセージを発信したり…
クラシック音楽が主流だった時代とはまた違った役割を担っているのかなっ、て考えたりもします。
色々な出来事が起こり続けている今年は特に、過去の現代音楽家の予言が現実のものになっているそう感じてしまいます…


| 音彩 | EMAIL | URL | 2011/07/03 11:27 PM | dW0hxAdM |

まさにそうですね。コメントが、とても深く哲学的で、凡人には理解するのが大変で… ちなみに猿谷紀郎さんの東日本大震災への祈りの作品もあり猿谷さんは、震災の話からトークで、「落ち込んでいるときは、無理に元気になろうとせず、とことん落ち込んだら良いと思う」と仰っていました。それで良いと私も思います。


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