ガヴリリュク ピアノ リサイタル
ウクライナ出身の26歳のピアニスト、
アレクサンダー・ガブリリュクのピアノリサイタルを
聴いてきました(オペラシティー コンサートホール)。
月光ソナタ、ショパン数曲、ラフマニノフ、プロコフィエフを
弾きましたが、勢いがあり大変繊細で、構成力も
素晴らしかったです。特に、プロコの戦争ソナタ7番は
衝撃的なうまさでした。何度でも聴きたい。
戦争の様子、正気を失った人間の心、
犠牲になった霊が浮遊しているイメージが
まざまざと浮かび、3楽章の最後なんてどうなるかと

心が満たされました・・・
別日にN響との共演も組んでいて、ゲネプロの前も後も、
ずっと練習していたようで(N響メンバーの話)、それで
本番も弾き切って、その体力と集中力にたまげたそう。
天才(どの分野でも)は、神が世のために、
何年かに一人、生み出している気がしました。
| 2011,06,12, Sunday05:41 PM/大島彩子 | その他 |
| comments (2) | trackback (0) |
コメント
| DION | EMAIL | URL | 2011/06/16 12:12 AM | YGyr/KYg |
♪ 専門的なことは全く分かりませんが
素晴らしい演奏を聞かれることによって、御自身の演 奏への反映、一音へのこだわりや音の表現力といった 感性が研ぎ澄まされて、新たなパワ-になるのでしょう か。
♪ 生意気なコメント
大変失礼申し上げました。
| 音彩 | EMAIL | URL | 2011/06/17 01:35 PM | dW0hxAdM |
見えないところで、感性は刺激されていると思いますが。。。努力ではどうにもならない生まれ持ったレベルを感じますね。もちろん、彼らは、超越した努力する力も持ち合わせているのでしょうけど。
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