音彩

~ 音の彩り ~

リハーサル


先日、ある会に呼ばれて、演奏をしてきました。
時間の都合で、リハーサルができず、
ぶっつけ本番だったのですが、「これも修練のうち!」
とは思ったものの、本番中にピアノの状態を探りながら弾くので、
改めて、リハーサルの重要さを感じました。
弾き始めると、真中あたりの音が、思いのほか
大きく出てしまい(どうしても真中は使う頻度が高いので、
出易くはなることが多いですが)、
「えーそんな出ちゃう?」と思いながら弾いていました(笑)。
受験や、学生時代の試験、コンクールでは
もちろん、実際のピアノでのリハーサルは出来なかったですけど・・・
今思うと怖いですね。
先日のホールでは、毎年弾いていますが、
一年振りですし(ほぼ感触は忘れてます)、
その曲を弾くのは初めてになるので、どのようになるか、未知なのです。
人間同士に例えると、初めて会う方と、何回かお会いしている方、
また、会ってから数時間たってからのしっくり感、のような感じでしょうか。
ピアニストは、演奏するホールのピアノとの相性があるので、
リハーサルの時も、毎回、「弾き易いピアノでありますように!」と、
初めの音を出すときはドキドキします。

| 2010,07,21, Wednesday08:59 AM/大島彩子 | 音楽 |
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